高階貴子 たかしなのきし

  • 儀同三司母 ぎどうさんしのはは

?~996。平安時代中期の歌人。藤原道隆の妻。伊周(儀同三司)・隆家定子らの母。

登場作品

『小倉百人一首』

54 わすれじの 行末までは かたければ 今日をかぎりの 命ともがな

<「あなたを決して忘れない」あの人はそう言ってくれる。でもその言葉、この先いつまでも変わらないと思うことは難しい。だから、幸せに溺れている今日限りで、息絶えてしまいたい>

新古今和歌集巻第13恋歌3・1149より。のちに夫となる藤原道隆が通いはじめた頃に詠んだ歌という。移ろいやすい人の心は当てにできない、ならば、幸せの絶頂で死んでしまいたいという一途な思いにあふれた歌。

『枕草子』

第100段 淑景舎、春宮にまゐりたまふほどの事など

東宮居貞親王に入内している原子が姉の中宮定子のもとを訪れた機会に、夫の道隆ともども、娘たちのもとにやってくる。原子が東宮から届いた手紙の返事に手間取っていると、付き添って書かせようとした。

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第260段 関白殿、二月二十一日に、法興院の

娘の定子が、夫・道隆の執り行う一切経供養に参列するために二条院に里下がりした際、他の娘たちともども、定子のもとにやってくる。しかし、几帳の後ろに引っ込んでしまい、まだ新参の女房だったらしい清少納言の前には姿を見せなかった。
法要の当日には、定子付きの女房たちが二条院から移動するさまを御簾の後ろから見物していて、彼女たちを緊張させる。

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