源俊賢 みなもとのとしかた

  • 俊賢の宰相 としかたのさいしょう

960~1027。平安時代中期の公卿。源高明の息子。はじめ藤原道隆の信任を得て蔵人頭に就き、道隆没後は道長を支えた。政務に優れていたほか詩文の才もあり、四納言のひとりに数えられる。

登場作品

『枕草子』

第102段 二月つごもりごろに、風いたう吹きて

藤原公任が清少納言に和歌の下の句をよこしたときに、清少納言から返ってきた上の句を見て称賛し、「(少納言を)内侍に任命するよう帝に申し上げよう」と言った。

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