丹波雅忠 たんばのまさただ

1021~1088。平安時代後期の医師。代々の医師の家に生まれた。自身も名医として名高く、中国の伝説上の名医扁鵲になぞらえて「日本扁鵲」と呼ばれた。藤原頼通の病を治したという。

登場作品

『十訓抄』

第1 人に恵を施すべき事 1-21

中国の后が悪性のできものを患ったが、当地の医師がそろって匙を投げてしまったことがあった。その際に、日本から派遣してほしいとして、皇帝から直々の指名があったのが雅忠だった。

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