伊勢大輔 いせのたいふ
- 伊勢の大夫 いせのたいふ
生没年不詳。「いせのおおすけ」とも。平安時代中期の歌人。高階成順の妻。四条宮筑前の母。藤原道長の娘・中宮彰子に仕え、広く歌才を認められた。紫式部は宮仕えの先輩にあたる。また、和泉式部とも交流があったといわれる。
登場作品
『小倉百人一首』
61 いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
『十訓抄』
第1 人に恵を施すべき事 1-18
墨をすっている間に「けふ九重に…」の歌を思いついたり、柱と柱の一間を下がっていくほんの少しの間に、差し入れられた山吹の花を詠む歌の下の句をつけたりと、歌を詠む機転の速さで有名だった。
※藤原実定の従者蔵人が、当意即妙に歌を詠んだ逸話にちなんで紹介される。
関連する人物 藤原実定