藤原実成 ふじわらのさねなり

  • 左兵衛督の中将 さひょうえのちゅうじょう

975~1044。平安時代中期の公卿。藤原公季の息子。大宰権帥までのぼった。

登場作品

『枕草子』

第102段 二月つごもりごろに、風いたう吹きて

藤原公任が和歌の下の句を清少納言によこしてきた。清少納言は恐る恐る上の句を付けて返した。付けた上の句の評判を気にしていた清少納言に、源俊賢が激賞していたことを伝えたのが藤原実成かという。

関連する人物  藤原公任 源俊賢