957~1029。平安時代中期の公卿。太政大臣までのぼった。娘の義子は、一条天皇の女御。
おこり(マラリア)を患ったので、評判の持経者・叡実のもとに赴いた。叡実に「風邪の治療のために蒜(ニラのようなにおいの強い野草)を食べていて口が臭いから」と断られかけたが、そこを押して頼み込み、法華経を読んでもらった。すると、熱が引いてすっかり気分がよくなった。
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