?~1001。平安時代中期の官人。「さねのぶ」とも。高階成忠の息子。貴子の兄。甥の藤原伊周が、大宰府への左遷を避けようと、中宮(藤原)定子の屋敷に逃げ込んだときに行動をともにし、伊周と一緒に捕らえられた。伊豆に流されたが、後に許された。
積善寺で行われた一切経供養に参列していた中宮定子のもとに、一条天皇の使者としてやってきた。先に使者を務めた源則理に重ねて、積善寺から直接宮中に帰参するようにという伝言をもたらした。
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