971~995。平安時代中期の公卿。藤原道隆の息子。伊周・定子らとは異母兄弟にあたる。祖父である兼家の養子になった。容貌・人柄ともに、優れた人物だったという。流行病によって25歳で早世した。
一条天皇が中宮定子のもとから帰るときに、お召し替えの手伝いをする。異母兄弟の間柄である伊周とも仲がよく、見栄えもよいにも関わらず、世間で伊周よりも劣っていると評価されているらしいことを、清少納言から気の毒がられている。
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清涼殿から現れた父の道隆が現れると、ほかの公達とともに座って迎えた。
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