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鳥羽天皇
鳥羽天皇 とばてんのう
1103~1156。平安時代後期の天皇。在位1107~1123。堀河天皇の皇子。父の死去により、5歳で即位した。しかし、院政を敷いていた祖父・白河上皇によって譲位させられた。祖父亡きあと、自らが院政を行い、崇徳・近衛・後白河の3代の天皇の間、絶大な権力を握った。
登場作品
『宇治拾遺物語』
巻5-6 75話 陪従清仲の事
令子内親王に仕える陪従の清仲が御所の柱や蔀を焚き物にしていると聞き、清仲を呼び出して理由を問いただした。しかし、清仲が「薪に付き従っているのです」と答えたので、笑って不問にした。
関連する人物
清仲
白河天皇
令子内親王
藤原忠通
源有賢
巻7-7 98話 式成・満・則員等、三人滝口に召され、弓芸の事
弓の名手である宮道式成・則員・源満を滝口(護衛の武士)に任じた。あるとき3人に、「的の内側から2番目の黒い輪を射落とせ」と命じた。
関連する人物
則員
源満
宮道式成
巻8-1 99話 大膳大夫以長、前駈乃間の事
『十訓抄』
第1 人に恵を施すべき事 1-6
あるとき鳥羽殿で蜂の巣が落ちて大騒ぎになった。しかし、居合わせた蜂飼の大臣こと藤原宗輔の働きで、蜂を鎮めることができた。そこで、「運よく宗輔がいてよかった」とお褒めの言葉をかけた。
関連する人物
文屋綿麻呂
藤原宗輔