鳥羽天皇 とばてんのう
- 鳥羽院 とばのいん
1103~1156。平安時代後期の天皇。在位1107~1123。堀河天皇の皇子。父の死去により、5歳で即位した。しかし、院政を敷いていた祖父・白河上皇によって譲位させられた。祖父亡きあと、自らが院政を行い、崇徳・近衛・後白河の3代の天皇の間、絶大な権力を握った。
登場作品
『宇治拾遺物語』
巻5-6 75話 陪従清仲の事
令子内親王に仕える陪従の清仲が御所の柱や蔀を焚き物にしていると聞き、清仲を呼び出して理由を問いただした。しかし、清仲が「薪に付き従っているのです」と答えたので、笑って不問にした。