藤原師実 ふじわらのもろざね

  • 京極大殿 きょうごくのおおとの

1042~1101。平安時代後期の公卿。藤原頼通祇子の息子白河天皇の関白、堀河天皇の摂政などを務め、太政大臣まのぼった。詩歌・音楽などの諸芸に優れていた。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻4-8 60話 進命婦、清水詣の事

母・藤原祇子(進命婦)は清水寺の老僧の功徳によって藤原頼通に寵愛され、長じて摂政・関白、皇后、天台座主(天台宗のトップ)となる子どもたちを産んだ。このうち摂政・関白となったのが藤原師実である。

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