如無 にょむ

  • 如無僧都 にょむそうず

867~938。平安時代前期の僧侶。藤原山陰の息子。宇多法皇に仕え、後に大僧都に任じられた。

登場作品

『十訓抄』

第1 人に恵を施すべき事 1-05

幼い頃、筑紫へ向かう父に同行したとき、舟の上で、乳母と継母から海に落とされた。しかし、父が命を助けてやった亀に救われた。

関連する人物  藤原山陰

第1 人に恵を施すべき事 1-35

宇多法皇が大井川に御幸したときに、藤原定国が烏帽子を落としてしまった。しかし、如無が三衣箱から烏帽子を取り出したという。

関連する人物  行尊 鳥羽天皇 源有仁 藤原宗輔 豊原時元 藤原定国