宇多天皇 うだてんのう

  • 宇多院 うだいん

867~931。平安時代前期の天皇。在位887~897。自ら政治を行うとともに、菅原道真を登用して藤原氏の勢力を抑えようとした。和歌にも優れ、歌合を盛んに開いた。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻12-15 151話 河原院に、融公の霊、住む事

源融が建てた河原院に、融亡き後住んでいた。ある夜、融の幽霊が現れて「上皇様がいらっしゃると窮屈です」と言ったので、「お前の子孫に献上されたので住んでいるのだ。無理矢理奪ったわけでもないのにどうしてそのようなことを言うのだ」と叱責した。

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