962～999。平安時代中期の僧侶。博学な人物で、文殊菩薩の化身と呼ばれたという。
小白川の藤原済時邸で行われた仏事で、朝の説経の講師を務めた。尊く美しい様子だったと記される。
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中宮定子が、父・藤原道隆の月命日の法要を行ったときに講師を務めた。心に迫る説経だったので、若い女房たちは皆、泣きながら聞いていた。
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