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藤原芳子
藤原芳子 ふじわらのよしこ
?~967。平安時代中期の女御。村上天皇に入内した。藤原師尹の娘。美貌と才気にあふれ、帝の寵愛を受けた。そのために、中宮安子に妬まれたという。
登場作品
『枕草子』
第21段 清涼殿の丑寅の隅の
中宮定子が語る逸話に登場する。父の藤原師尹から、習字と琴を習得し、『古今和歌集』を全巻暗誦できるように言い聞かされた。その話を聞いた村上天皇から、ある日、本当に『古今集』の暗誦ができるのかテストされたが、ひとつもまちがえることがなかったという。
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