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藤原公信
藤原公信 ふじわらのきんのぶ
977~1026。平安中期の官人。藤原為光の息子。兄・斉信の養子となった。敦良親王(のちの後朱雀天皇)に仕えたが、即位前に亡くなった。
登場作品
『枕草子』
第95段 五月の御精進のほど
賀茂の奥地にホトトギスの声を聴きに行った清少納言たちが、帰路、公信の屋敷を訪問する。しかし、公信はちょうどくつろいでいたところで、身なりを整える間に、女房たちは立ち去ってしまった。そのため、慌てて走って追いかけるハメになる。あとで清少納言のもとに歌を届けるが、返事を忘れ去られる。
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