後朱雀天皇 ごすざくてんのう

  • 後朱雀院 ごすざくいん

1009~1045。平安時代後期の天皇。在位1036~1045。一条天皇の皇子。母は中宮彰子。在位中は、藤原頼通が関白として権勢を振るった。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻4-11 63話 後朱雀院、丈六の仏作り奉り給ふ事

重い病気にかかり、後世のことを不安に感じた。すると、夢の中に外祖父の藤原道長が現われて「生前に自分が一丈六尺の仏像をたくさん造ったから、私の子孫であるあなたが地獄に落ちることはない」と告げた。これを聞き、比叡山の明快座主に相談して自らも仏像を造った。

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