登場作品
『宇治拾遺物語』
巻3-3 35話 小式部内侍、定頼卿の経にめでたる事
『小倉百人一首』
64 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木
<ほのぼのと夜が明けるころ、宇治川に立ち込める霧が途切れ、途切れて、浅瀬に仕掛けられた網代木が現れてきた――>
『千載和歌集』冬・420より。冬の早朝の景色を詠んだ歌。網代とは魚を捕る仕掛けで、宇治川では冬に氷魚(ひお=鮎の稚魚)を捕るために仕掛けられた。網代を仕掛けるための杭が網代木。
<ほのぼのと夜が明けるころ、宇治川に立ち込める霧が途切れ、途切れて、浅瀬に仕掛けられた網代木が現れてきた――>
『千載和歌集』冬・420より。冬の早朝の景色を詠んだ歌。網代とは魚を捕る仕掛けで、宇治川では冬に氷魚(ひお=鮎の稚魚)を捕るために仕掛けられた。網代を仕掛けるための杭が網代木。