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藤原朝光
藤原朝光 ふじわらのあさみつ
951~995。平安時代中期の公卿。藤原兼通の息子。兄に顕光がいる。正二位大納言までのぼった。歌人としても優れていた。
登場作品
『枕草子』
第132段 円融院の御果ての年
藤原繁子に差出主不明の歌が届いたことがあり、その差出主と思われて、繁子から歌(返歌)を贈られた。そこで、歌を返した。
実は、最初に繁子に届いた歌は一条天皇と中宮定子がいたずらで繁子に贈ったものだったので、朝光は全くの無関係。事情のわからぬまま、繁子と歌のやりとりをしたのだった。のちに詳しいいきさつを聞いて、おもしろがった。
関連する人物
藤原繁子
一条天皇
藤原定子