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藤原顕光
藤原顕光 ふじわらのあきみつ
944~1021。平安時代中期の公卿。いとこである藤原道長の勢力に押されて力を伸ばすことができなかった。そのため、道長を恨んで呪うようになったといわれ、悪霊の大臣と呼ばれた。弟に朝光がいる。
登場作品
『宇治拾遺物語』
巻14-10 184話 御堂関白の御犬・晴明等、奇特の事
陰陽師・芦屋道満に、政敵である藤原道長を呪詛するよう命じた人物として登場する。また、死後に怨霊となって、道長周辺へ祟りをなしたとして悪霊左府(左大臣)と呼ばれたことが語られる。
関連する人物
藤原道長
安倍晴明
芦屋道満