選子内親王 せんしないしんのう

  • 斎院 さいいん

964~1035。平安時代中期の皇族。村上天皇の皇女。母は藤原安子。12歳で賀茂斎院となり、以来57年、円融~後一条天皇の五代に渡ってこの任を務めて大斎院と呼ばれた。歌人としても優れ、斎院には才能豊かな女房たちが集まった。

登場作品

『枕草子』

第83段 職の御曹司におはしますころ、西の廂に

新年を迎えて、中宮定子に祝いの品(卯槌)と歌を贈ってきた。

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