右近内侍 うこんのないし

伝不詳。平安時代中期の官女。一条天皇に仕えた女房で、藤原定子との関わりも深かった模様。

登場作品

『枕草子』

第7段 上に候ふ御猫は

一条天皇の愛猫・命婦のおとどを驚かせたせいで帝の怒りを買って追い払われた犬の翁丸が、打ち据えられてボロボロの姿で現れた。それを見た中宮定子から、本当に翁丸なのかどうかを確かめるために呼ばれた。しかし、あまりにボロボロすぎて、よく見知っているはずなのに、当初は見分けることができなかった。

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第83段 職の御曹司におはしますころ、西の廂に

中宮定子の仮の御所に現れた物乞いの女性の話を聞いて、興味津々で「ぜひ見てみたい」と言う。

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