馬の命婦 むまのみょうぶ

伝不詳。

登場作品

『枕草子』

第7段 上に候ふ御猫は

一条天皇の愛猫・命婦のおとどのお守役を務めていた。ある日、命婦のおとどが縁先で寝ているのを見て、起こすために、宮中の飼い犬・翁丸をけしかけた。ところが、命婦のおとどが怖がって大騒ぎになったので、却って帝の怒りを買い、お守役を解任されてしまった。

関連する人物  一条天皇 源忠隆 なりなか 藤原行成 実房 藤原定子 右近内侍