藤原顕忠 ふじわらのあきただ

  • 富小路の大臣 とみのこうじのおとど

898~965。平安時代中期の公卿。藤原時平の息子。右大臣までのぼった。菅原道真の怨霊を恐れ、慎み深い人物であったといわれる。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻7-6 97話 小野宮、大饗の事 付 西宮殿・富小路の大臣等大饗の事

自邸の宴会の引き出物に立派な馬を用意した。屋敷の粗末な造りを見て「みすぼらしい」と思っていた客たちも、この馬を見て感嘆した。

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