登場作品
『小倉百人一首』
36 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
<夏の夜は短いものだから、まだ宵のうちだと思っていたら、もう明けていた。これじゃあお月さんは沈むヒマもなかっただろう。雲のどの辺にお宿をとっているのだろう>
古今和歌集巻第3夏歌・166より。月の美しさに興が乗って、夜明け前に詠んだ歌という。宵は夜に入って間もない時間帯。夏の夜の短さを誇張して表した歌。
<夏の夜は短いものだから、まだ宵のうちだと思っていたら、もう明けていた。これじゃあお月さんは沈むヒマもなかっただろう。雲のどの辺にお宿をとっているのだろう>
古今和歌集巻第3夏歌・166より。月の美しさに興が乗って、夜明け前に詠んだ歌という。宵は夜に入って間もない時間帯。夏の夜の短さを誇張して表した歌。