藤原宣孝 ふじわらののぶたか

  • 右衛門佐宣孝 えもんのすけのぶたか

?~1001。平安時代中期の官人。46歳のときに紫式部と結婚。娘・大弐三位が産まれたが、結婚から3年ほどで、疫病にかかって亡くなった。

登場作品

『枕草子』

第115段 あはれなるもの

金峯山に参詣するときには質素な身なりでいくものだとされていたが、「そんなのはつまらないことだ」と言って、息子の隆光とともに派手な装束で参詣し、人々にあきれられた。しかし、むしろそれが功を奏したものか、後日、筑前守が辞任したときに、その後任を拝命した。

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