伝不詳。
藤原頼通邸の贄殿(食物の貯蔵や調理を行う場所)の管理人として登場。紀用経から鯛の荒巻を預けられる。しかし、他の者に託して持ち場を離れた間に、頼通邸の若い侍たちが荒巻の中身を草履や沓などにすり替えてしまった。すり替えに気づいた用経から疑われてしまう損な人物。
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