藤原通俊 ふじわらのみちとし

  • 治部卿通俊卿 じぶきょう

1047~1099。平安時代後期の歌人。白河天皇の信頼を得て、そば近く仕え、『後拾遺和歌集』の撰者を務めた。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻1-10 10話 秦兼久、通俊卿の許に向かひて、悪口の事

後拾遺和歌集の撰者を務めていたが、屋敷に訪ねてきた秦兼久の歌に難を述べたばかりに、兼久から「勅撰集の撰者にふさわしくない」と悪口を言われてしまう。

関連する人物  秦兼久 藤原公任