平致頼 たいらのむねより

  • 平五大夫 へいごだいふ

?~1011。平安時代中期の武士。平致経の父。武勇の人として称えられた。伊勢(現在の三重県)に勢力をもっていたが、同族の維衡と争い、一時期隠岐(島根県)に流された。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻11-11 135話 丹後守保昌、下向の時、致経が父逢ふ事

国司としてやってきた藤原保昌に出くわしたが、馬から降りなかった。保昌はその立ち居振る舞いから、到頼をただ者ではないと察した。

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