平致経 たいらのむねつね

  • 大矢の左衛門尉致経 おおやのさえもんのじょうむねつね

生没年不詳。平安時代中期の武士。平致頼の息子。武勇に優れるとともに、歌人としても才能を発揮した。伊勢から尾張(三重県から愛知県の一部)辺りに勢力をもっていたが、他の武士との争いを起こして罰せられた。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻11-11 135話 丹後守保昌、下向の時、致経が父逢ふ事

父の平到頼が、国司である藤原保昌に対して礼を失するふるまいをしたことを察して、父をフォローし、非礼を謝った。

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