心誉 しんよ

  • 心誉僧正 しんよそうじょう
  • 実相房僧正 じっそうぼうのそうじょう

957~1045。平安時代中期の僧侶。藤原道長頼通父子からの信頼が厚く、道長が建立した法成寺を取りしきった。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻1-9 9話 宇治殿、倒れさせ給て、実相房僧正、験者に召さるる事

藤原頼通が突然倒れ、その治療として、祈祷をするために呼び出される。しかし、自分が到着する前に護法童子を頼通のもとに遣わして、頼通にとりついていたもののけを祓ってしまった。これによって頼通はすっかり快復し、心誉の験力のすごさがたたえられる。

関連する人物  藤原頼通