藤原明子 ふじわらのあきらけいこ
- 染殿の后 そめどののきさき
829~900。「めいし」とも。平安時代前期の女御。文徳天皇に入内した。藤原良房の娘。文徳天皇との間に産まれた皇子が清和天皇となったことで、藤原氏の外戚としての地位を強固にした。
登場作品
『宇治拾遺物語』
巻15-8 193話 相応和尚、都卒天に上る事 付 染殿の后を祈り奉る事
もののけに憑かれてしまったので、これを祓うために、効験ある僧として有名な相応が招かれた。寝殿の奥で臥せっていたのを相応の祈禱の力で無理矢理外に出され、何度も打たれたが、おかげで無事にもののけは祓われ、気分もよくなった。
関連する人物 相応