実因 じついん

  • 具房僧都 ぐぼうそうず

945~1000。平安時代中期の僧侶。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻4-16 68話 了延房に実因、湖水の中より、法文の事

すでにこの世にない身で、魂だけが琵琶湖の中に残っている。了延と出会って経文について語り合ったが、その内容の誤りを指摘された。すると、「もう冥界の住人なので誤りがあってもしかたない。しかし、私だから経文のことをこれくらい語れるのです」と答えて素直に誤りを認めなかった。

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