伝不詳。
藤原定成が阿波守として任地へ下るのにお供して行ったが、途中で死んでしまった。生前の罪の深さのために、樋爪という所にある橋で一日に一度、苦を受けることになった。そこまで行くのに体が重くて難儀だったため、河内の前司が持っている怪力の牛をこっそりと借りていた。
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