覚超 かくちょう

  • かてう僧都 かちょうそうず

960?~1034。平安時代中期の僧侶。源信を師とした。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻6-7 89話 信濃国筑摩湯に、観音、沐浴の事

ある武士が、狩りの最中に落馬して腕を骨折してしまった。そこで、湯治に来たところ、夢のお告げを信じた人々から観音様だと思われて、祀り上げられてしまった。困った武士は、「それならいっそ出家してしまおう」と思って法師になった。そして、師匠としたのが覚超だった。