源満仲 みなもとのみつなか
- 多田新発意 ただのしんぼち
- 多田満仲 ただのみつなか
912~997。平安時代中期の武将。諸国の守や鎮守府将軍を務めた。安和の変で藤原氏に協力して源高明らを失脚させ、自らの地位を確立していった。
登場作品
『宇治拾遺物語』
巻3-12 44話 多田新発の郎等の事
満仲に仕えていた郎等は野山で狩りを行って暮らしていた。殺生を重ねて善根を積むことはなかったが、ある日たまたま通りかかった寺でお地蔵様を見かけたので、少しばかり信心を示した。その功徳で、一度病死したが、生き返ることができた。その後は一切殺生をやめて、地蔵菩薩に仕えた。※満仲本人は登場しない。