生没年不詳。平安時代中期の僧侶。
信濃から東大寺にやってきて受戒をし、その後、信貴山に住んで厳しい修行をして過ごした。鉢を飛ばして食べ物を調達したり、醍醐天皇の重病を宮中に行くことなく、信貴山の自分の住まいから動かずに祈祷して治したりした。※「まうれん」を命蓮としているのは、『三本対照 宇治拾遺物語』頭注による。
関連する人物 醍醐天皇