命蓮 みょうれん

  • まうれん小院 みょうれんこいん
  • まうれん聖※ みょうれんひじり

生没年不詳。平安時代中期の僧侶。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻8-3 101話 信濃国の聖の事

信濃から東大寺にやってきて受戒をし、その後、信貴山に住んで厳しい修行をして過ごした。鉢を飛ばして食べ物を調達したり、醍醐天皇の重病を宮中に行くことなく、信貴山の自分の住まいから動かずに祈祷して治したりした。
※「まうれん」を命蓮としているのは、『三本対照 宇治拾遺物語』頭注による。

関連する人物  醍醐天皇