源公忠 みなもとのきんただ

  • 公忠弁 きんただのべん

889~948。平安時代前期の歌人。三十六歌仙の一人。歌集に『公忠集』がある。香の調合や鷹狩の名手でもあった。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻12-10 146話 季直少将、歌の事

病気になっていた藤原季縄が少し良くなったからと、内裏に出仕してきた。「随分よくなったので、また明後日にでも参上します」と話すのを聞いて別れたが、三日ほどたって再び会うことのかなわない悔しさを詠んだ歌が届けられた。

関連する人物  藤原季縄