藤原季縄 ふじわらのすえただ

  • 季直少将 すえなおのしょうしょう

?~919。平安時代中期の官人。鷹狩の名人だったといわれる。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻12-10 146話 季直少将、歌の事

病気になっていたが、少しよくなったので内裏に出仕した。源公忠に会って「まだ全快ではないが、仕事の様子が気になって参上しました。ここまでよくなったので、また明後日にでも参ります」と言って帰った。しかし、三日ほどたってから再び会うことのかなわない悔しさを詠んだ歌を公忠に寄越して、その日のうちに亡くなった。

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