?~988。平安時代中期の医師。
藤原朝成にダイエットの相談をされて、「水飯(すいはん=ご飯に水や湯をかけたもの)を召しあがるとよいでしょう」とアドバイスした。ところが、朝成はいっこうに痩せない。食事の様子を見せてもらうと、水飯とともに大量のおかずが出てきたうえに、肝心な水飯も何杯もおかわりしていたことがわかってあきれかえった。※「薬師重秀」を茨田滋秀としているのは、 『新編日本古典文学全集50 宇治拾遺物語』頭注による。
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