大友皇子 おおとものおうじ

648~672。「おおとものみこ」とも。飛鳥時代の皇族。天智天皇の皇子。671年に即位したとされ、後世、弘文天皇と呼ばれるようになった。壬申の乱で叔父である天武天皇と戦い、敗死した。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻15-1 186話 清見原天皇、大友皇子と合戦の事

太政大臣になり、次の天皇の座を狙っていた。叔父であり、天智天皇の弟である大海人皇子(のちの天武天皇)が、身の危険を察して吉野に隠棲したので、討ち取ろうと軍勢を出したが、敗れて討たれてしまった。

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