伝不詳。平安時代中期の盗賊。
10月頃の夜中に着物を奪おうと待ち伏せしていたところ、上等な着物を何枚も重ね着した人物に出くわした。襲おうと狙いを定めたが、堂々たる様子に気圧されてしまった。観念して、その人物の屋敷までついていくと、厚手の着物を与えられた。それは藤原保昌の屋敷であった。
関連する人物 藤原保昌