登場作品
『小倉百人一首』
87 むらさめの 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ
<にわか雨が通りすぎ、その雨露がまだ乾かない杉や檜の葉の辺りに白い霧が立ちのぼる…寂しい秋の夕暮れの景色>
新古今和歌集巻第5秋下歌・491より。「むらさめ」は「村雨」「叢雨」などと書き、にわか雨のことを表す言葉。「まき」は杉や檜といった常緑樹のことを指す。秋の夕暮れの冷え冷えとした、もの寂しい情景を詠んだ歌。
<にわか雨が通りすぎ、その雨露がまだ乾かない杉や檜の葉の辺りに白い霧が立ちのぼる…寂しい秋の夕暮れの景色>
新古今和歌集巻第5秋下歌・491より。「むらさめ」は「村雨」「叢雨」などと書き、にわか雨のことを表す言葉。「まき」は杉や檜といった常緑樹のことを指す。秋の夕暮れの冷え冷えとした、もの寂しい情景を詠んだ歌。