さだしげ さだしげ

伝不詳。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻14-6 180話 珠の価、量り無き事

筑紫(福岡県)の人物と紹介される。従者のひとりが少ない元手で手に入れた真珠は、筑紫に交易に来ていた唐人たちにとって非常に高価なものだった。さだしげは藤原頼通に贈物をするために、太刀10振りを質に入れて唐人から多額の金を借りていた。しかし、従者が手に入れた真珠のおかげで、太刀を全て受け出すことができたのだった。

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