平安時代中期の官人。
郡司の怠慢を罰するために呼び出したところ、白髪の老人だったため気の毒に思った。そこで「歌は詠めるか」と問うと見事に詠みあげたので、それに免じて許してやった。※「大隅守」を桜島忠信としているのは「新編日本古典文学全集」頭注による。