藤原成通 ふじわらのなりみち

  • 侍従大納言 じじゅうのだいなごん

1097~?。平安後期の公卿。藤原宗通の息子。和歌、蹴鞠、今様などに優れた多芸多才の人だったという。

登場作品

『十訓抄』

第1 人に恵を施すべき事 1-19

下野武正が、病気になった我が子のために、薬となる麝香を求めて屋敷にやってきたので、心優しく下賜した。そんな成通の屋敷は、趣深く古びて、どこからともなく香が漂い、たいそう風雅なありさまだった。

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