智海 ちかい

  • 智海法印 ちかいほういん

生没年不詳。平安時代後期の僧侶。

登場作品

『宇治拾遺物語』

巻4-13 65話 智海法印、癩人と法談の事

清水寺に百日詣でた帰り道、橋の上でお経を読む声を聞いた。声のする方に行ってみると白癩の人がいて、経文のことをとても詳しく知っていた。感心して、その後も同じ場所を何度か訪ねたが、二度とその人に会うことはできなかった。