1090~?。平安時代後期の歌人。多くの歌合で活躍した。和歌の上達に、過剰に熱心な人物だったといわれる。
<あなたのつれなさに思い悩み、それでも命は耐えて長らえているけれど、つらい思いに耐えられず、涙ばかりはこぼれ続ける> 千載和歌集巻第13恋歌3・817より。報われない恋のつらさを詠んだ歌。つらさに耐える「命」と耐えきれない「涙」を対比させている。
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